2021-03-16 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
また、薬価改定に当たりましては、医薬品の安定供給、透明な市場価格形成の確保の観点にも配慮することが必要ということでありまして、一方で、国民負担の軽減の観点ということの、この両立を図るという観点で市場価格、市場実勢価格を踏まえた改定を行っているところでございます。
また、薬価改定に当たりましては、医薬品の安定供給、透明な市場価格形成の確保の観点にも配慮することが必要ということでありまして、一方で、国民負担の軽減の観点ということの、この両立を図るという観点で市場価格、市場実勢価格を踏まえた改定を行っているところでございます。
○田村まみ君 適切にということなんですけれども、もう仮になんですけれども、本当に、本来求められる市場実勢価格との乖離のある結果をもっての改定は実施すべきではないということを申し上げたいと思います。
薬価調査について、その薬価改定に必要かつ適切な市場実勢価格を把握するという本来の趣旨に沿った結果であったかについて十分な検討が必要と考えておりますが、今の検討状況について教えてください。
○国務大臣(加藤勝信君) まず、毎年の薬価調査、薬価改定については、これまでの骨太方針において、市場実勢価格の推移、薬価差の状況、医薬品卸、医療機関、薬局等の経営への影響などを把握した上で、二〇二〇年度中に薬価改定の対象範囲を決定し、二〇二一年度に実施するとされているわけであります。 現在、これを踏まえて、中央社会保険医療協議会において今年度の薬価調査についての議論を進めていただいております。
このため、まずはでございますけれども、令和二年度の診療報酬改定におきまして、市場実勢価格を踏まえた歯科用貴金属価格の改定を行うことといたしております。 また、今回の改定におきましては、金属の価格変動に影響されないCAD・CAM冠の適用拡大を行ったところでございます。
今の安定供給という件でありますが、確かに市場実勢価格を把握して、これに基づいて薬価が決められております。ただ一方で、保険医療上の必要性が高いけれども、薬価が低くて継続的な供給が困難な医薬品もありますので、薬価改定の際には不採算の薬価を引き上げたり、あるいは不採算となる前に薬価を維持することなどによって継続的な供給ができるよう柔軟に対応しております。
○政府参考人(樽見英樹君) 三十年度の診療報酬改定におきまして、薬価の市場実勢価格に合わせた二年に一度の引下げのほかに、御指摘の基本方針に基づきまして、国民皆保険の持続性とイノベーションの推進を両立し、国民負担の軽減と医療の質の向上を実現するという観点から、薬価制度の抜本改革というものを行ったわけであります。
でございますけれども、毎年改定をするということについては、医療機関、介護事業所の経営や従事者の賃金などを始め、改定によってどのような影響があったのかを十分に調査、検証しつつ次の改定のあり方を議論することがそういうことでできるのか、また、頻繁に診療報酬、介護報酬の内容が変わるということは医療、介護の現場に負担を与えるのではないかなどを考えますと、慎重に検討していく必要があると思いますが、薬価については、市場実勢価格
今回の薬価制度改革におきましては、この基礎的医薬品の範囲を一定拡大をいたしておりますけれども、これは具体的には、過去三回の薬価調査におきまして市場実勢価格と薬価の乖離が二%未満である、そういうことで採算性の低いものということで、例えば生薬などを対象としたというところでございます。
この基本方針におきましては、御指摘のとおり、市場実勢価格に基づく薬価の引き下げを一時的に猶予する新薬創出等加算制度におきまして、ゼロベースで抜本的に見直すこととしておりまして、これとあわせて、費用対効果を本格的に導入すること等により、真に有効な医薬品を適切に見きわめてイノベーションを評価し、研究開発の促進を図ることとしております。
御指摘の中間年の薬価改定につきましては、薬価制度の抜本改革に向けた基本方針におきまして、市場実勢価格を適時に反映いたしまして国民負担を抑制するために、中間年において薬価調査を行い、価格乖離の大きな品目について改定を行うものでございます。
現在、経済財政諮問会議などの場におきまして、薬価制度の抜本改革について先ほど御説明したとおり議論をしているわけでありますけれども、この中で、市場実勢価格を適時に薬価に反映する観点から、毎年薬価調査を行うことについて民間議員の方からの提案を受けて議論をしているところでございます。
するということとそれから皆保険を守っていくということとのバランスをどう考えるのかということは極めて大事な問題であって、私も正直、様々な方々からこのオプジーボの問題で、今のままで本当にいいのかということを言われて問題提起を受けているところでございまして、今まさに先生からその問題を頂戴したところでございまして、今局長から答弁したとおり、二年に一度の診療報酬の改定ということでやっておりまして、そのときは市場実勢価格
私どもも、イノベーションを促進するということは大事だということでございまして、研究開発経費を早期に回収できるような市場実勢価格に基づく薬価の引き下げを一時的に猶予する、いわゆる新薬創出等加算という試行をやっておりますが、これを継続するなど、今回の薬価改定におきましても、イノベーションの評価というものと我が国の国民皆保険というものを持続可能にするというこの二つの重要な課題の両立を目指して取り組ませていただいているところでございます
現行の薬価制度、通常二年ごとに行われます診療報酬改定の際に、市場実勢価格に基づいて薬価を見直すというのとあわせまして、例えば、先ほど来御指摘いただいています今回導入した市場拡大再算定など、あらかじめ定められた薬価改定のルールというものを適用するということにしております。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘のございました件でございますけれども、試算につきましては、試算の前提等を承知しておらず、見解を述べることは差し控えたいと思いますけれども、一般論として、薬価制度では、薬価収載後の改定時には市場実勢価格に基づく薬価の見直しを行うとともに、販売額が企業の当初の見込額を大きく超えた医薬品については薬価を引き下げるいわゆる市場拡大再算定という制度がございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 診療報酬改定の改定率は、これはもういつものことでございますけれども、物価、賃金の動向、あるいは医療機関の経営状況や保険料負担等の国民負担の在り方などを勘案をいたしまして決定するということになっていて、平成二十八年度につきましては、薬価等について、市場実勢価格を反映させて一・三三%引き下げるということ。
一方で、イノベーションを促進するという意味では、研究開発経費を早期に回収できるように、市場実勢価格に基づく薬価の引下げを一時的に猶予をして、新薬創出・適応外薬解消等促進加算という難しい名前ですが、新薬創出等加算とよく呼んでいますけれども、こういうものを続けるということも同時に私どもとしては決めているわけでございまして、いずれにしても、大事なことは、世界の中で、新薬として、画期的な新薬がどういう値段で
市場拡大再算定の特例は、当初の見込みを超えて極めて大きくなった品目について市場拡大再算定の特例を新たに設けたと、こういうことでございまして、何か急に大きくなったらこれをたたくみたいな話では決してないわけで、一旦決めた診療報酬が前提としていた売上げ、それをはるかに超えるようなものに予想外に伸びたような場合についての再算定の特例というものを新たに設けたと、このように御理解をいただければと思うわけで、市場実勢価格
お尋ねの新薬創出等加算は、革新的な新薬の創出の加速や、海外で承認されている国内未承認薬の解消促進等のため、市場実勢価格にかかわらず薬価を維持するものであります。これについては、外資系企業のみならず国内の製薬企業からも、医療上の必要性が高いとされた医薬品の着実な開発に貢献しているとの評価を受けているものと承知をしております。
二年ではいかぬのではないかという考え方の中に、医薬品の市場実勢価格が下落しているにもかかわらず公定価格が二年間据え置かれているということは、患者負担であるとか保険料負担あるいは公費負担に影響を与えていると。市場実勢価格を適切に反映するという観点から毎年改定をすべきだという議論が出ていると。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今、促進加算のお話があったかと思いますが、この新薬創出・適応外薬解消等促進加算というのは、難病などの医薬品の研究開発を行っている企業の一部の新薬について、市場実勢価格に基づく薬価の引下げを一時的に猶予をした上で革新的な新薬の創出を加速させる、あるいは適応外薬、未承認薬の解消を促進させるということで、開発につながるようにということで、患者が必要な医薬品をできるだけ早く利用できるようにという